不動産市況2026年9月号
当社では各地域ごとに地域専門の営業職を配置し、地元での相場観を経験値として蓄積する事を重視しています。この蓄積してきた情報を下記報告形式に纏め、共有させて頂きます。この情報が皆様の何らかの参考となれば幸いです。
■検証月:2026年8月
■所属店舗:藤枝店
■地域:藤枝市、島田市、吉田町
不動産売却中物件数
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・施設に入所されたご親族に代わり、ご家族から売却相談を受けるケースが増加しています。非常に重要となるのが、「所有者ご本人の明確な意思表示」が不可欠であるという点です。認知症などで意思能力が低下してしまうと、ご家族に売却の希望があっても手続きが進められなくなるリスクがあります。
・山間部にある不動産の売却に関するご相談が増加しています。生活の利便性を求めて街場やアクセスの良い場所へ移り住み、「もう山の家には戻らない」とご決断される方が増えているのが背景にあります。
買主様の動き、雰囲気、感触
・沿岸部から内陸部へ移り住みたいという動きが、より一層強まっています。防災面への意識に加え、スーパーや商業店舗などの新規出店が内陸部を中心に進んでいることが大きな要因です。日々の生活の利便性を見越し、「内陸部のこの地域で」とエリアを明確に指定してご相談に訪れる買主様が非常に多くなっています。
・セカンドハウス(別荘や週末利用)を希望される層の動きは、概ね横ばいで推移しています。ただし、単なる余暇目的としてだけでなく、「将来的な定住・県外からの移住」の準備段階として考えながら物件探しをされるなど、長期的なライフプランを見据えて慎重に検討される傾向が見受けられます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・金利上昇や物価高への不安から、買主様の購買行動は「高くても確実に価値ある物件」と「徹底的に予算を抑えられる物件」の両極端に分かれる傾向が顕著になっています。
担当より所感
戸建ての売り出し物件数は昨年より増加傾向にあります。物価高の影響により、高値で取引される物件と、リフォーム費用がかさむことで価格を下げざるを得ない物件との二極化が進んでいます。

