売却のヒント不動産売却の基礎知識

不動産売却の期間はどのくらい?長引く要因と早める方法を知りたい!

2020.03.30

みなさんこんにちは!

静岡市の不動産会社、ライフステーションの服部です。

 

「動産売却を検討しているけどどれくらいの期間がかかるのだろう?」

「住み替えまでに売りきることはできる?」

当社にもよくそんな心配の声が寄せられます。

 

今回は不動産売却にかかる期間についてのお話です。

不動産売却にはかかる一般的な平均期間や、売却期間が長引いてしまう原因、売却期間を早めるためにできることなどをご紹介します。

 

 

不動産売却にかかる期間の目安、引き渡しまでの流れは?

不動産売却を決めてから実際に引き渡すまでにかかる期間は、平均3~6ヵ月程度と言われています。

もちろん、需要の高い物件ならもっと早く売れるでしょうし、逆になかなか買い手がつかずに時間が経ってしまうという場合もあるでしょう。

 

不動産売却の流れに合わせて、どこでどのくらいの時間がかかるのかを紹介します。

 

情報収集~査定~不動産会社決定まで:約2週間~1ヵ月程度

不動産を売却しようと決めたらまずは情報収集。

同じようなエリアの同じような物件がどのくらいの価格で売りに出されているのか、相場を確認します。

 

相場を把握した後は不動産会社へ不動産の査定を依頼。

インターネットの一括査定サイトや簡単な机上査定などで複数の会社の査定価格を確認し、不動産会社を絞り込んでいきましょう。

家を直接確認してもらう訪問査定での査定額に納得がいけば、その不動産会社と仲介契約を結びます。

納得できる査定額、信頼できる不動産会社を見つけましょう 。

 

売却開始~内覧受け入れ~条件交渉まで:約3~6ヵ月程度

不動産会社と契約を結んだら、売却価格を決めて売却活動を開始。

雑誌やチラシ、インターネットなどの媒体で物件を紹介し、購入希望者を募ります。

希望者には内覧に来てもらい、細かな条件などを交渉していきます。

 

売買契約締結~決済~引き渡しまで:約2週間~1ヵ月程度

条件がまとまれば売買契約を締結します。

住宅ローンを利用して購入する場合は、購入側のローン審査に2週間から1ヵ月ほどかかることもあります。

売買契約時に手付金を支払ってもらい、残金の決済時(=住宅ローン実行時)に物件の引き渡しとなります。

 

不動産売却の期間を長引かせる4つの要因とは

すべての不動産売却がすんなりスムーズに進むとは限りません。

「なかなか売れずに、思った以上に期間がかかってしまった!」なんて話もよく耳にします。

不動産売却が長引く要因としてはこんなものがあります。

 

 売り出しの時期が悪い

不動産の売買にもオンシーズンがあります。

進学や就職、転勤などで人が動く春の時期が最も売れやすいと言われています。

同様に転勤がある秋の時期もそうです。

売却活動開始のタイミングがずれてしまうと、売れるまで時間がかかってしまうケースがあります。

 

物件があるエリアの問題

物件があるエリアそのものの需要の問題もあります。

不便だったり田舎すぎたりするとなかなか売れないことも。

 

また、似たような競合物件が多いエリアの場合は、条件が良い物件に希望者が流れてしまう可能性があります。

 

物件価格が高い

販売価格が相場と比べて高い物件はやはり売却に時間がかかってしまいます。

リフォームをしてその費用が販売価格に上乗せされているケースもよく見かけますが、中古物件に関しては安く購入して自分で好きなようにリフォームしたいという需要も多いです。

 

不動産会社との相性の問題

不動産会社にも扱うエリア・物件の得意不得意があります。

物件と不動産会社との相性がイマイチで、売却に時間がかかってしまうケースもあるでしょう。

 

不動産売却の期間を早めるために!こんな部分を再検討

「早く売却してすっきりしたい!」

「新居に引っ越す予定だからそれまでには売却したい!」

 

売却期間にリミットがある人もいるでしょうし、そうでなくてもいつまでも売れないのは困ってしまいます。

なかなか売却できない場合に、不動産売却にかかる期間を少しでも早めるための再検討点、改善点をご紹介します。

 

販売価格を下げる

相場に対して価格は高めではないですか?

適正価格にするのはもちろん、長く売れ残ってしまう可能性があるなら早めに価格を下げるのも一つの方法です。

家は時間が経てば経つほど価値が下がり、黙っていても価格は下がってしまいます。

思い切って早めに下げてしまえば、その分売れやすくなるでしょう。

 

不動産会社を変える、契約の形を変える

不動産会社との仲介契約の種類は3つあります。

 

・一般媒介契約:複数の不動産会社と契約可能

・専任媒介契約:決まった1社とのみ契約可能

・専属専任媒介契約:1社とのみ契約可能で自分で、買主を探してきても必ず不動産会社を通して契約する

 

一般媒介契約では、複数の不動産会社で買主を探している状態。

他の会社で契約されてしまうと利益は0円なので、積極的な販売活動をしてもらえない可能性があります。

 

不動産会社との契約は一般的に3ヵ月ごととなるので、なかなか売れない場合には不動産会社や契約の種類を見直してみましょう。

 

清掃や整理整頓を徹底する

「内覧希望者は多いが契約までつながらない」という場合、購入希望者側の条件は満たしているのに、物件を内覧した上での決め手にかけるということです。

少しでも印象をアップさせるために、室内の清掃と整理整頓を再度見直すことも大切。

汚れが気になりやすい水回りや玄関などの清掃や整理を徹底しましょう。

 

不動産会社に「買取」してもらうことも検討

不動産売却には、不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」という方法もあります。

購入希望者を探す必要がないのですぐに売却が可能です。

 

ただし、仲介で売却する場合の7~8割程度の売却価格となります。

安くなっても良いのでとにかく早く売却したい!という方は、検討してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

・不動産売却にかかる期間は平均で3~6ヵ月程度

情報収集から査定、不動産会社を決めるまでに1ヵ月程度、売却活動開始から内覧受け入れ、条件交渉まで3~5ヵ月程度、契約から引き渡しまでは1ヵ月程度かかるでしょう。もちろん物件や土地の条件によりそれより短くも長くもなる可能性があります。

 

・売却までの期間を長引かせる要因

売り出しの時期や価格、不動産会社との相性に問題はないでしょうか。不便なエリアや競合物件が多いエリアでも売却に苦戦するケースがあります。

 

・売却までの期間を短くするには

不動産売却にかかる期間を少しでも短くするには、物件価格や不動産会社、仲介契約の種類を見直してみましょう。内覧希望者はいるのに決め手にかけるなら室内の清掃や整頓の徹底も。不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」という方法もあります。

 

静岡で不動産売却を検討している方はライフステーションへご相談ください!

不動産売却の専門家と豊富な実績を揃えてお待ちしています!

 

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