不動産市況2026年8月号
当社では各地域ごとに地域専門の営業職を配置し、地元での相場観を経験値として蓄積する事を重視しています。この蓄積してきた情報を下記報告形式に纏め、共有させて頂きます。この情報が皆様の何らかの参考となれば幸いです。
■検証月:2026年7月
■店舗:御前崎店
■担当地域:御前崎市、牧之原市
不動産売却中物件数
土地:214件(前月比 +3件)
中古戸建:78件(前月比 -4件)
中古マンション:0件(前月比 ±0件)
合計:292件(前月比 -1件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・県外にお住まいの方からのご相談が増加しています。何度も現地へ足を運ぶ時間的・物理的な負担を避けるため、販売期間を設けず早期に手放せる「買取」を希望されるケースが目立っています。
・築年数が経過し荷物がそのままの状態であるため、「他社では査定すら断られてしまった」というご相談が増加しています。自力での整理・処分が難しく、当社に対応を委ねられる売主様が多くなっています。
・高齢となったご所有者様に代わり、お子様やお孫様が窓口となってご相談されるケースが一般化しています。ご事情に寄り添い、打ち合わせのためにご入居先の施設へ直接訪問し、手続きをサポートする機会も多くなっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・インターネットを通じてハザードマップなどの詳細な地域情報を事前にリサーチされるお客様が増え、希望エリアをピンポイントで指定されるケースが目立ちます。安全性や住環境に対するご要望が、より明確かつ厳しくなる傾向にあります。
・現在のお問い合わせの構成比は、単身やご夫婦のみなどの少人数世帯が5割を占めて主力となっており、次いでファミリー世帯が2割、残りが投資目的となっています。ライフスタイルの多様化により、実需においても需要層の変化が明確に表れています。
・観光やレジャーを目的とした別荘・セカンドハウスのお問い合わせが増えています。ただし、居住用の実需物件のような緊急性がないため、ご納得いくまでじっくりと比較検討される方が多く、ご相談から購入決断に至るまでの期間が長くなる傾向にあります。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・広大な土地や大型住宅を求めるニーズは明確に減少しています。核家族化や二世帯同居の減少によって世帯規模が小さくなっていることに加え、購入後の修繕費や日々のメンテナンス負担が敬遠されるため、無駄がなく管理のしやすい「適正サイズ」の物件が選ばれる傾向が鮮明になっています。
担当より所感
売主様の「早期処分」ニーズと買主様の「厳格な選別」による需給ギャップが広がっています。
買取などの柔軟な出口戦略を用意し、お客様個々の事情に寄り添う「課題解決型」のサポートに一層尽力してまいります。

