News:家の建築費が数年で1.5倍に!?中古市場に与える影響

「新築は高すぎるから中古を探している」最近、こんなお客様の声を本当によく聞きます。実は今、家を建てるための「建築資材」の価格が、ここ数年で約1.5倍にまで跳ね上がっているんです。
今回は、この資材高騰が皆さまの不動産売却にどう影響するのか、分かりやすく解説します!
「建築資材」の価格高騰
ニュースなどで「物価が上がっている」とよく耳にしますが、
家を建てるための材料(木材、鉄、コンクリートなど)の価格変動を示す「建設資材物価指数」というデータを見ると、その上がり幅の大きさに驚かされます。
| 項目(建設資材物価指数) | 2020年頃の価格水準 | 現在(2026年)の価格水準 |
| 建築資材 総合 | 100(基準) | 約150(1.5倍) |
| 木材・木製品 | 100 | 約140〜160 |
| 鉄鋼・金属製品 | 100 | 約150〜170 |
| セメント・生コン | 100 | 約130〜150 |
なぜここまで値段が上がっているの?
表を見ていただくと分かる通り、家づくりに欠かせない材料が軒並み値上がりしています。 数年前の「ウッドショック(木材不足)」に始まり、最近の中東情勢などを背景とした原油高、さらには物流のコストや人件費のアップなど、様々な要因が重なり合って、材料費が1.5倍という異常な水準まで押し上げられているのが現状です。
新築の予算が届かず、中古物件を探す人が急増中
材料費が1.5倍になれば、当然建物の価格も何百万円、何千万円という単位で跳ね上がります。 そのため、「新築で家を建てよう、買おう」と思っていたご家族が予算的に厳しくなり、「それなら、少し古くても立地の良い中古の戸建てやマンションを買おう」と計画を変更するケースが急激に増えています。
不動産のプロから見た今の傾向とアドバイス(まとめ)
普段、不動産売買のお手伝いをしていて、新築の価格が以前よりグッと上がっているのを肌で感じています。それに伴い、「すぐに住める状態の良い中古物件」を探しているお客様の熱量は、過去最高レベルに高まっています。
これは、ご自宅やご実家の売却をお考えの売主様にとっては、高く売りやすいチャンスです!
ただし、1つだけ注意点があります。資材費が上がっているということは、「買った中古住宅をリフォームする費用」も同じように高くなっているということです。そのため、買主様は「買ってから直すのにいくらかかるか?」を今まで以上にシビアに計算しています。
「うちの家はそのまま売れる?それともリフォームした方が高く売れる?」など、物件の状態によって一番手元にお金が残るベストな作戦は変わります。最新の市場データを見ながら丁寧にご提案しますので、少しでも気になったらいつでもお気軽にご相談くださいね!
【記事の出典元】 経済調査会:建設資材物価指数の動向(※データは目安として活用)

